専門学校生のひとり暮らし!どのくらい費用がかかる?ひとり暮らしで陥りがちな失敗とは?
専門学校に進学するにあたって必要となるひとり暮らし。
どのくらい費用がかかるのか、ちゃんと生活できるようにするにはどうすれば良いのか、などの不安や疑問を解決します!
この記事では、必要な生活費、住まいの選び方について解説します。
こんな方におすすめの記事です。
・専門学校生のひとり暮らしの現実を知りたい ・専門学校生におすすめの住まいを知りたい ・どの程度費用が必要なのか知りたい |
専門学校生のひとり暮らしには、たくさんの疑問がありますよね。
どんなところがおすすめなのか、どんな基準で選べばいいのか、などこれから詳しくお伝えしていきます。
〈目次〉
専門学校生は、とにかく「忙しい!」
多くの専門学校においては、在学期間は2~3年間です。
大学生と比べると、学生である期間は短くなります。
例えば2年間の専門学校生活であれば、日々の授業に加えて、夏休み、冬休み期間に実習や課題制作をこなしていくことになり、1年がようやく過ぎようとした時にはもう就職活動が始まってしまうのです。
就職活動が落ち着く夏~秋頃には、卒業課題・制作も待っています。
卒業や就職において資格取得が求められるコース・学科であれば、その試験勉強もこなさなくてはなりません。
このように、専門学校生は非常にやることが多く、忙しい毎日を送ることになります。
専門学校に通いながらひとり暮らしをする場合は、忙しい学校生活をこなしながら自分で生活をしていかなくてはなりません。
ひとり暮らしの費用はどのくらい必要?
ひとり暮らしでまず気になることと言えば、お金のこと。
どれくらい、何にお金がかかるのでしょうか?
東京23区の場合、ひとり暮らし向けのアパート・マンション(1K、広さ20㎡程度)の平均的な家賃は6~7万円程度です。
もちろん、間取りや階数、所在地によっても家賃は大きく変わります。
これに、光熱費やインターネット代が14,000円程度、食費が毎月40,000円前後(自炊中心の場合)、その他携帯代や日用品の費用、交際費などを足していくと、家賃を含めて毎月およそ13~14万円程度は必要になってきます。
生活費については、仕送りだけでは賄いきれない場合が多いので、アルバイト等をしながら補っていく必要があるでしょう。
先に述べたように、専門学校生はただでさえ忙しい毎日です。
学校の授業と、アルバイトを両立していくことを考えると、時間的・経済的にかなりカツカツな生活になってしまう可能性が高いと思われます。
アルバイトでどれくらい稼げばいいの?
都内でひとり暮らしをしている学生の仕送り額はおよそ5~7万円と言われています。
上記にも書いたように専門学校生に必要な生活費は、月13~14万円ですので、残りの7~8万円をアルバイトで賄わなければいけません。
そのためには月60時間程度のアルバイトが必要になり、忙しい専門学校生は平日の他、土日もアルバイトを入れなくてはならなくなります。
はじめてのひとり暮らしで保護者が知っておきたいコンテンツ集はこちら
家賃が安い部屋には落とし穴が!
東京23区内は家賃相場が高いので、専門学校生でも家賃40,000円以下の部屋に住んでいる人は稀です。
できる限り費用を抑えたいと安い部屋を探したいところですが、バスやトイレが一緒だったり、築年数が古かったり、駅まで遠かったりなどなかなか良い条件のものは少ないと思われます。
入居の際にそのような部分を無視して費用だけに固執してしまうと、のちのち環境に不満が出てくることもあるので入居するまでにひとり暮らしのシミュレーションをしっかりしておきましょう。
専門学校の学費の目安
専門学校は、その名の通り専門的なことを学ぶところです。
ですから、在学期間は短くても学費もそれなりにかかってくるのが現実。
ここでは学費(入学金、授業料、実験・実習費、施設・設備費などを含む)について分野別に見ていきましょう。
● 医療・看護系 約50万〜260万円
● 衛生関係 約50万〜300万円
● 工業・農業関係 約90万〜130万円
● 商業・実務関係 約60万〜160万円
● 教育・社会福祉関係 約50万〜190万円
● 文化・教養関係 約60万〜160万円
● 服飾・家政関係 約40万〜150万円
専門学校生は自身で学費をまかなっている人も多いです。
しかし上記のような金額を負担するとなると、生活どころではなくなってくることも容易に予想がつきますね。
ひとり暮らしで陥りがちな「失敗」
専門学校生のひとり暮らしにおいて費用的なことをこれまでお話してきました。
次に、今度は時間についても考えてみましょう。
まずは、専門学校生の生活でやらなくてはいけないことはなにか、簡単にリスト化してみました。
・授業、就職活動 ・アルバイト ・友人との時間や自由時間 ・生活に必要な家事 |
これを全部こなそうとすると、時間で考えてもなかなか厳しいものがあります。
ましてやはじめてのひとり暮らしにおいて、いきなり自炊や掃除、洗濯などの家事を全部こなせる人はいないでしょう。
学校生活にも慣れ切らないうちにこれらの家事をこなさなければいけないことは、本人にとっては大きな負担です。
ですからどうしてもひとり暮らしでは、食事や掃除を適当に済ませてしまいがちになります。
その結果生活習慣が乱れ、学業や成績に影響を及ぼすことも少なくありません。
また、生活費を捻出しなければならないために限界まで、あるいはそれ以上にアルバイトをこなすようになってしまうことも。
そうなるといつの間にかアルバイト中心の生活になってしまい、遅刻や欠席、授業中に寝てしまう、といったことが増えてしまう、ということもよくある話です。
まとめ:やっぱり専門学校生のひとり暮らしは大変だ!
ここまで、専門学校に通いながらひとり暮らしをこなしていくのは、決して容易ではないというお話をしてきました。
では、どのように生活すれば良いのか?専門学校生に合ったひとり暮らしの住まいとは?
といったことについて、次の記事で詳しく解説します。
>>次の記事:専門学校生のひとり暮らし!専門学校生が学生寮に住むメリットとは?
▼関連する記事
\夢中になれる住まいを探そう/
ご利用者数
年間2万人
提携学校数
約1300校
日本全国
318棟