学生寮(学生会館)はやめておくべき?
ときどき、「学生寮はやめておくべき?」という声を聞くことがありますが、
結論としては、学生寮は決して不安要素がある物件ではありません。
この記事では、学生寮での生活を詳しくご紹介します。
こんな方におすすめの記事です。
・学生寮(学生会館)はやめておけ、と言われたことがある ・学生寮(学生会館)での生活が知りたい ・どんなところなのか入居者の声を聞きたい |
では、学生寮はどんなところなのでしょうか?「学生寮はやめておくべき?」と気になっているのであればぜひ読み進めてみてください。
結論としては、共同スペースを利用するためのルールなどは多少ありますが、実際に入ってみると満足度が高く、仲間もできやすく充実した時間が過ごせるので就職率が高いという話もあります。プライベートも個室なので確保できますし
〈目次〉
・学生寮(学生会館)での生活ってどんなの?
・先輩たちの声
・就職率の高さにもつながる学生寮(学生会館)での生活
・まとめ:成長したいなら、学生寮(学生会館)がおすすめです!
学生寮(学生会館)での生活ってどんなの?
まず、学生寮と学生会館は呼び名が違うだけでほぼ同じものです。
個室を持ちながらもバスやトイレ、キッチンなどは共同で使うシェアハウスのような場合と、ワンルームマンションと同じようにお風呂とトイレが部屋についている場合があります。
学生マンションと違い食事サービスがあるところが多く、プライベートを確保しながらも、寮内での友人との時間も満喫できるのが特徴です。
しかし、学生寮は共同生活だし、いくつかのルールがあるので、そこに不安を覚える方もいるかもしれませんね。
〈門限〉
学生寮には門限がある、というイメージをお持ちの方は多いと思います。
しかし、最近ではそのあたりのルールもかなり柔軟になってきています。
昔は外泊も門限もとても厳しいところが多かったのですが、現代の学生たちの生活が様変わりしていることから、というのが理由です。最近では、門限のない学生寮も増えてきています。
〈プライベートがなくなりそう〉
他人との共同生活で、自分の時間が持てないか不安という声もあります。
しかし、そんなことはありません。
学生寮は基本的に一人部屋のものが多いので、共同スペース以外では一人の時間を過ごせます。
どうしても一人にこだわりたいときは、部屋でじっくり勉強や好きなことに集中できる環境です。
〈食事やお風呂の時間が決まっていて縛られそう〉
学生寮での生活は、確かに食事やお風呂の時間が決まっているので、最初は時間に縛られている感じがあるかもしれません。
しかし慣れてくると時間の使い方がうまくなり、むしろ生活リズムが整って快適に感じる方が多いようです。
自由に好きなときに好きなものを食べる生活を続けていると、健康にも影響が出てくることがあります。栄養バランスのとれた食事をきちんとした時間に食べられるのは嬉しいことですね。
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先輩たちの声
実際、学生寮はやめておくべきなのでしょうか?
それでは、実際に学生寮「学生会館ドーミー」に住んでいる3人の先輩の声を聞いてみましょう。
先輩たちの意見を見て、学生寮が価値観に合うか確認してみてください。
Q1.学生会館ドーミーを選んだ理由は?
Aさん(大学2年 女性):大学が決まって住まいをどうしようと考えたときに、親はやはり娘なので安心できる環境で暮らして欲しいと思ったようです。私もその意見に賛成で、すぐに入寮を決めました。マンションでの一人暮らしとは違うルールがあるのは知っていましたが、そこまで抵抗はなかったです。
Bさん(大学3年 男性)僕は「一人暮らし」がしたかったので、入寮には最初抵抗がありました。でも親のすすめもあったので、当時はしぶしぶ決めたという感じでした。
Cさん(大学4年 男性);僕も最初は学生マンションも検討していましたが、やっぱり食事が出るというのが魅力的だということで入寮しました。個人的には、日本人だけではなく海外の人とも交流ができるというのは大きな魅力でしたね、実際に住んでみても、やっぱり良い経験になっていると感じます。
Q2.どんなルールがありますか?
Aさん:外泊するときは外泊届けを出す。食堂が共有スペースなので、利用時間が決められている。パッと思いつくのはそれくらいです。
Bさん:そうですね、僕もそれくらいしか思いつかないです。あとは、門限が深夜0時までということかな。
Aさん:門限って言われると窮屈に感じるかもしれませんが、門限があるからこそ生活リズムが狂わない、というのは規則やルールがあるメリットなのかなと思います。もしも一人暮らしだったら、やりたい放題になってしまいそう(笑)
Bさん:そうそう、門限もそこまで厳しくないし、門限があるからこそ自分の中である程度の歯止めというかブレーキになるのは良いことだと思います。
Cさん:友達を呼ぶときは来館者名簿の記入が必要ですね。これもセキュリティ対策だと聞いたことがあります。あとは、日曜日は食事がないので、共用のキッチンを使う人がいますが、自分が使った場所はきちんとキレイにするという暗黙のルールがあります。
Aさん:うちの寮でも深夜1時を過ぎたら洗濯機はなるべく回さないという暗黙のルールがありますね。
Q3.ドーミーの人間関係ってどう?
Aさん:私が住んでいるところは自分が住んでいる階以外への移動が基本的にできないので、同じ階の子と仲良くなりやすいです。隣の部屋の子は特に仲良しになります。
Bさん:僕のところは男子専用なので、基本的にみんな仲良くなりますね。男しかいないからどの階にも自由に行けるし、毎日が修学旅行みたいな感じです。たまに一人になりたいときは部屋に鍵をかけて、プライバシーを確保しています。
Cさん:僕のところは和気あいあいというよりも、仲の良いグループがたくさんある感じです。同じ大学の人だけなので、同じ学科の人と仲良くなる傾向があります。テスト前は先輩から過去問をもらったり、学科ごとにみんなで勉強していることが多いですね。
Q4.寮長や寮母さんってどんな人?
Aさん:マネージャー夫妻は本当に優しくて、「第二のお父さんお母さん」という感じが強いですね。いつも学生を気にしてくれて声をかけてくれます。
Bさん:僕はもともと入寮に抵抗があったので、最初は話しかけられてもそっけない態度をとっていたんです。そんな僕にも暗い顔をしていると「どうしたの?」と声をかけてくれたり、帰りの時間が遅いと「ちょっと遅いぞ」と軽い感じで注意してくれたりして、今では本当に感謝しています。ドーミーを出た先輩たちもときどき会いに来ていますよ。
Cさん:普段はとても優しいですが、規則を破ったりしたらちゃんと叱ってくれます。ただただ甘いという優しさではなく、厳しさという優しさがあるところに愛情を感じますね。
Q5.食事について教えてください。
Cさん:ご飯と味噌汁はおかわり自由です!
Aさん:うちも同じです。美味しいので食べ過ぎちゃいます。
Bさん:美味しすぎますね!特に唐揚げは山盛りで出てくるし、どのお店にも負けないくらいです。みんな唐揚げの日は、絶対にドーミーでご飯を食べています。人気メニューの日は、みんなのテンションがマックスになるんですよ(笑)
Aさん:私のところで人気なのは、海鮮丼とカレーです。みんなもりもり食べています。
Cさん:僕が個人的に好きなのはネギトロキムチ丼です。最初はほんとにおいしいのかな・・・と思っていたんですが、これが美味しいんですよ!
Q6.入居して気づいたドーミー暮らしのメリットや魅力は?
Aさん:実際に暮らしてみると、セキュリティの大切さが実感できます。マンションで一人暮らしをしている友達から怖い目にあったという話も聞いたりするので、ドーミーを選んで本当に良かったなと思います。
Bさん:一人暮らしだと、家に帰ったらもちろん一人なんですが、ここだったら帰ったらマネージャーさんたちが「おかえり」と声をかけてくれますし、友達が「メシ行こうぜ」「ゲームしようぜ」と声をかけてくれるので全然寂しくないのが大きいですね。
Cさん:大学が始まる前から入居するので、入学前に友達ができるのは心強いですね。入学式の日はみんなでロビーに集まって一緒に学校に行きました。懐かしい思い出ですね。
最初からドーミー希望だった人、イヤだったけど親のために入居した人、きっかけはそれぞれでも、みんな現在はドーミーでの暮らしを思いっきり楽しんでいるようですね。
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就職率の高さにもつながる学生寮(学生会館)での生活
じつは学生寮に入居する学生は、就職率が高いともいわれています。いろいろな規則やルールがある学生寮ですが、自由がないわけではありません。実際に住んでいる学生たちも、窮屈に感じたのは最初だけのようです。
規則正しい生活リズムで、コミュニケーション能力や協調性も身につくのはきっと学生寮だからこその付加価値です。
これが自立につながって、就職率にも影響しているのかもしれませんね。
まとめ:成長したいなら、学生寮(学生会館)がおすすめです!
いかがでしたか?
勉強に集中できるだけでなく、人間力や社会性も育むことができるのが学生寮。学生寮での生活は、きっと将来の役に立つはずです。長い人生の中の大切な大学生活をより充実させるために、学生寮を活用しませんか?
学生マンションとの違い
「学生会館 評判」とインターネットで検索してみると、「学生マンションはやめとくべき?」という記事などを見つけることがあります。
つまり、学生マンションと学生会館を混合している人も多いようです。
学生マンションは、学生寮とは別物です。
入居者は学生ですが、一般の賃貸物件と比べて家賃が高いところが多く、門限こそありませんが、人の出入りも自由なので、夜間の騒音に悩まされることがあります。新聞の勧誘やセールスの人が訪問することも。
そういったところが、学生マンションは、人によってはやめた方がいいと言われるところなのかもしれません。
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