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2026.08.26

  • 入居者の声

「一人になれる。でも、一人じゃない」人に支えられた4年間で、次は支える側へ

尚絅学院大学 心理学類4年/Eさん(山形県出身)

取材時のポートレート

中学生の頃、学校になかなか行けない時期がありました。そのときに、学校の外で出会った方々との関わりに救われたことが、心理学を学ぶきっかけです。山形県の庄内地方から仙台へ出て、ドーミー長町南で暮らした4年間。大学でも寮でもたくさんの人に支えてもらい、卒業後は子どもたちを支える仕事に進みます。

人に救われた経験から、心理学へ

心理学に興味を持ったのは、中学生の頃の経験がきっかけです。当時は不登校で、学校へなかなか行けない時期がありました。地域の教育センターや、親が探してくれた支援施設に通う中で、学校の中だけでは出会わなかった方々と知り合いました。人との関わりの中で、「人に救われるってこういうことなんだ」と思ったんです。

高校では、就職を主な進路とするキャリアデザイン学科に入りました。簿記実務検定やビジネスマナー検定、漢字、ワープロ、エクセルなど、普通の進学コースにいたら学ばなかったかもしれないことをたくさん勉強しました。ただ、学ぶほどに、心理学をもっと専門的に知りたい気持ちも強くなりました。先生にも相談し、最後は自分で尚絅学院大学への進学を決めました。

家族で考えて選んだ、初めての一人暮らし

花に迎えられる館の玄関。見学時の温かな印象も決め手になりました。

花に迎えられる館の玄関。見学時の温かな印象も決め手になりました。

私の実家は山形県の庄内地方にあります。山形市へ遊びに行くより、秋田県へ行ったほうが早いくらいの場所です。兄と姉はどちらも実家で暮らしているので、家族の中で一人だけ県外へ出た自分を振り返ると、「よく思い切ったな」と思います。

進学が決まってから、両親とおばあちゃんも一緒に住まいを探しました。一人暮らしへの憧れはありましたが、私の生活態度や生活能力を全部ひっくるめて、家族から「寮のほうがいいんじゃない?」と言われたんです。衣食住が整った場所で暮らしてほしいという親の気持ちも分かったので、寮を中心に見学しました。

ドーミー長町南に決めたのは、立地のよさです。少し歩けば商業施設やコンビニがあり、大学へもバス1本で行けます。安全面を考えて女子寮だったことも、安心材料になりました。

名前だけでなく、部屋番号まで覚えてくれていた

食堂では、食事だけでなく何気ない会話にも元気をもらいました。

食堂では、食事だけでなく何気ない会話にも元気をもらいました。

ここには、気にかけてくれる寮母さんや食堂のスタッフさんがいます。特に驚いたのは、学生の名前と部屋番号を全部覚えているスタッフさんです。食堂で「こんばんは」と言うと、「何号室のEちゃんだよね。最近どう?」と、自然に話が始まります。

私は人と話すのが好きなので、声をかけてもらえるのが本当にうれしかったです。4年生になって就職活動で悩んだときも、食事のついでにぽろっと話して、世間話のように相談に乗ってもらいました。ただ食事が用意されているだけではなく、そこに「おはよう」や「最近どう?」が付いてくる。それがドーミーのよさだと思います。

寮でなければ出会わなかった友達

入居した頃、食堂で新入生歓迎のピザパーティーがあり、入学前から友達ができました。私は心理学類ですが、健康栄養学類や人文社会学類など、寮に入っていなければ話すことがなかったかもしれない人とも仲良くなれました。大学で会えば普通に声をかけ合えるので、学類を越えた友達がいることは心強かったです。

1、2年生の頃は、友達と本当によく遊びました。カラオケへ行ったり、電車で仙台駅へ出たり、松島まで足を延ばしてクロワッサンを食べたり。勉強もしていましたが、遊びのほうが少し勝っていたかもしれません(笑)。

3、4年生になると、就職活動や実習で生活が大きく変わりました。「体は資本だな」と実感してからは、自分から寮の食事を予約して、きちんと食べて体調を整えるようになりました。

一人になれる。でも、一人じゃない

共用キッチンなど、館内には暮らしを支える設備があります。

共用キッチンなど、館内には暮らしを支える設備があります。

部屋へ戻れば一人で過ごせるので、寮生活といっても、暮らしの基本は一人暮らしに近いです。でも、ランドリーへ行けば友達に会って「最近どう?」と話したり、大浴場へ行けば足を伸ばして湯船につかったりできます。

入居したばかりの頃、洗濯機の使い方が分からず、先輩に教えてもらったこともありました。ずっと誰かと一緒ではないけれど、困ったときや話したいときには人がいる。

「一人になれる。でも、一人じゃない」。私にとっては、そのバランスがちょうどよかったです。当初は2年で退居するつもりでしたが、居心地がよくて、そのまま4年間暮らすことにしました。

今度は、子どもたちを支える側へ

居室では、一人で落ち着いて勉強に向き合えます。

居室では、一人で落ち着いて勉強に向き合えます。

大学で学び始める前は、心理学というと、心理テストや恋愛診断のようなものを想像していました。実際はまったく違い、心理学の歴史や研究者の名前に加えて、脳や神経、体の器官について学ぶ授業もありました。「お医者さんみたいですごい」と驚くくらい、幅の広い学問でした。

卒業後は、児童に関わる仕事に就きます。中学生の頃に自分が人から救われたように、今度は私が子どもたちを支える側になりたいと思っていたので、学んできたことがきれいにつながりました。

残りの大学生活では、ずっと避けてきた英語にも挑戦したいです。英語が得意な寮の友達に「TOEICを一緒にやらない?」と誘われ、テキストも買いました。今はまだ机の隅に置いてあるので、卒業までにはちゃんと手をつけたいです(笑)。

一人じゃないと思えた4年間

大学へはバスで通学。立地のよさも4年間の暮らしを支えました。

大学へはバスで通学。立地のよさも4年間の暮らしを支えました。

実家を出るとき、家族は「本当に一人で行けるの?」と心配していました。それでも進学を応援し、ここで暮らす決断をしてくれたことに感謝しています。今は大学であったことを頻繁にLINEで報告しています。何も言わずに実家へ帰るサプライズ帰省をして、寝ていた兄を起こしたら「なんでお前いるんだよ!」と驚かれたこともありました。今思い出しても、めっちゃ笑えます。

中学生の頃の自分は、地元を離れて大学に通い、4年間をこんなに楽しむとは想像していませんでした。朝晩の食事があり、声をかけてくれる人がいて、自分の部屋では一人で落ち着ける。振り返ると、ここで暮らしていて「一人だ」と思うことはあまりありませんでした。ドーミー長町南での生活は、私にとって本当に大きな支えでした。

紹介した寮について

ドーミー長町南

仙台市地下鉄南北線「長町南」駅から徒歩約8分。朝夕2食付きで、居室は水回り3点付き。館内には大浴場とサウナがあります。

ドーミー長町南の詳細・最新情報を見る

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