年度途中・契約期間途中での退去・解約をご検討の方へ

年度途中・契約期間途中での退去・解約をご検討の方へ

このページは、学生会館ドーミーにご入居のお客様からの、「年度の途中で退去したい」「契約期間の途中での解約はどのように手続きすればよいのか」というお問い合わせにお答えするページです。ぜひ本ページをご一読のうえ、ご検討いただくことをお勧めいたします。

1.退去の検討理由について
 ・学校までの通学距離が遠い、時間がかかる
 ・食事を利用していない、必要がない
 ・寮生活が合わないと感じている
2.年度途中解約の金銭的デメリットと、年度末解約との違い
 ・注意!不動産屋からあおられて、焦って物件を契約してしまうケースが増えています
3.あらためて見直しておきたい、学生会館で暮らすメリット
 ・健康的な生活を維持しやすい
 ・災害時、体調不良時の安心が担保されている
 ・年齢の近い学生が住んでいる環境で、自分のペースでがんばれる
4.退去を検討の方は


1.退去の検討理由について

今回、どのようなご事情で退去・解約をご検討されていらっしゃいますでしょうか。
よくお寄せいただく退去・解約の理由として多いものと、それに対するご提案を挙げてみました。ぜひご覧ください。

・学校までの通学距離が遠い、時間がかかる

事前に想定していたよりも通学に時間がかかり、負担に感じている、という場合です。
通学の習慣は、慣れない乗り換えなどで最初は負担に感じることも多いですが、概ね3ヶ月程度で身体が慣れてくると言われています。
駅や途中の大きな駅に立ち寄って買い物をしたり、行き帰りの車中で好きな本を読んだりするなど、時間を有効に活用することで通学時間をポジティブなものに変えることができるでしょう。

なお、もともと希望していた物件に空きがなく、代わりの物件に入居された方もいらっしゃるかと思います。
基本的に、契約期間内であれば、ドーミーを移動することが可能です。移動の際は、契約期間はそのまま引き継がれますので、新たに入館費や年間管理費を支払う必要はありません(※)

学生会館ドーミーは、留学や就職先への早期の研修、通学キャンパスの変更などの理由で、年度途中に部屋が空くケースは少なくありません。もともとの希望物件に空きが出て移ることができるケースも多々ありますので、ぜひ一度お住まいになっているエリアの学生会館ドーミー事務局に空室状況をお問い合わせください。

※移動元と移動先の物件の料金の差額精算は発生いたします。
*契約内容によっては、契約内容を引き継げない場合があります。
*移動元の物件に3か月以上居住されていた場合は、退去の際にルームクリーニング費用を申し受けます。

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・食事を利用していない、必要がない

実際に入居してみると、食事をほとんど利用していないので、退去を検討されるケースもあります。

最も多いのは、朝起きられないので朝食を食べない、という理由、次いで部活やサークル活動などで帰りが遅くなり夕食の提供時間に間に合わない、という理由です。

もし食事込プランでご入居頂いている場合は、食事別プランへの切り替えが可能(※)です。
食事別プランに変更すると、朝食は1食385円、夕食は1食715円で計算し、ご利用された分を翌月にお引落いたします。
2022年4月にスマートフォンアプリ「Domico」を導入したことで、食事については当日の申込とキャンセルも可能となりました。
学校の授業、アルバイト、クラブ・サークル活動など、ライフスタイルに合わせたプランに変更いただけますので、ぜひご検討ください。

※一部、食事別プランの設定がない物件があります。また、契約内容によっては食事別プランのご用意がない場合があります。
*通常の一般賃貸物件に引っ越しをすると、自炊をしなくてはならないため自分の時間が減ります。

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・寮生活が合わないと感じている

実家を離れ、初めての生活です。
共用部で他人と一緒になる、共同生活上守らなければならないルールやマナーなど、戸惑うこともあり、ストレスを感じることもあるかと思います。
そこで、何となく「自分は寮生活に合わないかもしれない」と思い、そこから生活上の面倒ごとがどんどん目につくようになって・・・次第にそう思い込むようになっていないでしょうか。

ただでさえ新しい環境での生活ですから、慣れるには時間がかかる場合もあるでしょう。
新しい生活スタイルは、概ね3ヶ月程度で心身が慣れてくると言われていますので、少しずつ慣れていきましょう。
生活上の困りごとがあれば、ぜひ寮長・寮母にご相談ください。同じドーミーに暮らす同級生や先輩も相談相手になってくれるかもしれません。 

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【年度途中解約の金銭的デメリットと、年度末解約の違い】

契約期間途中での退去・解約については、年度途中(3月以外)に解約をされる「年度途中解約」と、年度末である3月で解約となる「満期扱い解約」に分かれます。
3月に解約となる「満期扱い解約」であれば、 契約期間途中であっても(例:2年契約していたが、1年目の3月で解約する等)、通常の契約期間満了にともなう解約に近い形で解約することが可能で、金銭的なデメリットが少なくて済みます。
簡単に違いをまとめましたのでご参照ください。

年度途中で解約される場合は、残り契約年数分の入館費と、当年度残り期間分の年間管理費は返金されません
また、契約期間途中解約の違約金として、保証金と同額を申し受ける形になります。
通常、契約時にお預かりした保証金は、契約満了後に居室のルームクリーニング費用と相殺し、残額をご返金していますが、保証金と同額の途中解約の違約金を頂くことになるため、結果としてルームクリーニング費用のご請求が別途発生する形となります。 契約期間途中解約にともなう違約金は、年度末(3月末)での解約の場合は免除されます。

つまり、年度途中での解約は、未消化の契約期間分の入館費や年間管理費が無駄になってしまう他、違約金も発生するので、金銭的なデメリットが大きくなっています。

また、入館契約に従い、解約申し出は解約したい月の2ヶ月前までにお申し出を頂く必要があります。
例として、6月に途中解約を申し出た場合は、8月分までは館費がかかる(=8月までは引き続き住むことができる)ことになります。
さらに、新たな引越代や引っ越し先での家具家電調達費用、物件の契約金がかかりますので、年度途中での退去・解約は慎重に検討なさってください。

【注意!不動産屋さんからあおられて、焦って物件を契約してしまうケースが増えています】
ドーミーを退去した後の物件を探しに不動産屋さんに訪問・問合せをした際に、「この物件は人気だから早く契約しないと部屋がなくなる」「すぐに契約しなければならない」などと急かされ、次の物件を契約し終えてしまってから、ドーミーの退去を申し出されるケースがしばしばございます。

先に述べたように、年度途中の解約の場合は、申し出月の2ヶ月後までは契約が続くため、館費が発生してしまいます。
これにより、次の物件とドーミー、二重に家賃を支払わなければならないことになってしまうケースがあります。
これでは非常に損なので、次の物件の契約は、なるべくドーミーの入居期間と重ならないようにするように交渉するなどして、損をしないようにするか、年度末での住み替えを検討しましょう。

なお、学生会館ドーミーを満期解約される方については、グループ会社の運営する賃貸マンションやシェアハウスにオトクに住み替えできる「あんしんスイッチプログラム」をご利用いただけます。
→あんしんスイッチプログラムの詳細はこちら

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【あらためて見直しておきたい学生会館のメリット】

・健康的な生活を維持しやすい

学生会館ドーミーで提供している食事は、管理栄養士プロデュースの献立を、各ドーミーで手作りしています。
一人暮らしではなかなかできない、栄養バランスの取れた食事を摂ることができます。メニュー内容は、季節に合わせたメニューとなっていて、1ヶ月の間に同じものが出てこない工夫がされています。朝食を朝起きるきっかけにする等、規則正しい生活を送りやすくなります。

・災害時・体調不良時の安心が担保されているメリット

常駐管理をしている寮長・寮母の存在は、日常はもちろん、緊急時にも役立ちます。
体調不良時には病院の紹介、付き添い、学校やご家族への連絡などをサポートしておりますし、地震や台風などの災害時にも生活をサポートします。
各ドーミーには、水や非常食、毛布など、災害時用の物資も備蓄しています。また、災害時の安否確認も迅速に行っていますので、離れて暮らすご家族にとっても安心して頂ける住まいです。

・年齢の近い学生が住んでいる環境で、自分のペースでがんばれる

学生会館ドーミーであれば、同じ学校の同級生・先輩が住んでいるケースが多く、友達をつくりやすいこと、授業や実習、あるいは就職活動のことなど、お互いに情報交換がしやすいことがメリットです。同じ課題や目標に向かって頑張れる仲間を見つけられるかもしれません。もちろん、他校の学生さんとも仲良くなれるチャンスがたくさんあります。

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【契約期間途中での退去をご検討される方へ】

退学など、やむを得ない事情により年度途中での退去・解約をご検討される場合のお申し出フローについてお伝えいたします。

①学生会館事務局にお問合せ頂く(フォームまたはお電話)

②ご本人より寮で寮長までお申し出頂く

どちらかの方法でご連絡ください。

○ご本人より、寮長にその旨お申し出頂き、「退寮届」をお受け取りください。
○退寮届に必要事項を記入の上、お申し出頂いた日の月内にご提出をお願いいたします。

*お申し出・書類提出が月をまたいでしまった場合は、次の月の申出扱いとさせて頂く場合がありますので十分ご注意ください。
*年度途中での退去・解約については、書面でのご提出をお願いしております。

年度途中での退去を検討される前には、まずは寮長までご相談ください。

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