就活のプロに聞く!人生を楽しむヒント。第3話

いまや人生100年時代といわれます。
学生時代は、この先長い人生を楽しむための、最後の準備期間です。

進学は、「何のために進学するのか」が重要です。
「友達が進学するから」、「ただ楽しそうだから」など、あいまいな理由で進学し、その気持ちのままで学生生活を過ごしてしまうと、得られる成果はあまり期待できないかもしれません。

この先長い人生を楽しむために、在学中に何を身につけていると有利になるのか?

「今後の将来を担う可能性ある多くの若者(Rooky)がやりがいを持てる仕事(works)を見つけ、やりがいを持って取り組む事ができる社会を実現したい」と語る、就職支援のプロ、ルーキーワークス(株)社長の中川高一氏にお話を伺いました。

【中川高一(なかがわ たかひと)氏 プロフィール】
1981年、東京都生まれ。求人情報サービス企業を経て、2013年、現在のルーキーワークス(株)を設立。アルバイト就業やインターンシップ支援など、学生に特化した就職活動支援事業を展開している。

【目 次 】

第1話
就活は入学時から始まっている!? 就活のプロが分析する「今の学生に足りないこと」とは?

第2話
就活の成功と失敗。その未来にあるものとは?

第3話
就活サポート会社の社長が住んで分かったドーミーの魅力とは?


第3話
就活サポート会社の社長が住んで分かったドーミーの魅力とは?

―――今回、中川社長自らドーミーを体験してみたいとのお話をいただき、ご入居いただきました。きっかけは何だったのでしょうか?

ドーミーの仕事に関わらせて頂く機会があり、
ドーミーには多くの親御さんが、
はじめてのひとり暮らしを心配されて、
ご子息・ご息女を入居させているという背景を知りました。

学生と接する仕事をしているので、その親御さんの気持ちを自分も体験してみたいと思うようになり、入居をお願いしました。

また、仕事柄私が普段接するのは「スーツ姿の学生」なので、
学生の日常的な姿を見ることで、
何か知見が得られるのではないかと思ったことも理由のひとつです。

―――実際に入居されて、どんな印象を持たれていますか。

ドーミーは、実家では得られない、
親御さんのありがたみを感じられる場所だなぁと。

僕がすごく感動したのは、
お母さんが送ってきた食料などの差し入れの段ボールが、
管理室にたくさん預けられているんですよ。

ちょっとジーンとくるし、親の温かみが分かるというか。

18歳になると、子どもは自分で成長したいと思うものなので、
親御さんの関わりが煩わしくなったりすることがありますが、
マネージャーさん、寮母さんのような「親ではない身近な人」から、
親と同じような対応やサポートをしてもらえると、
素直に感謝できるんじゃないでしょうか。

結果として、人にも親にも感謝できる人に育つのではないでしょうか。

マンションのひとり暮らしでは得られない体験でしょうね。

あとは、友達どうし談笑していたり、
食堂で楽しそうに食べていたりする光景は、
やっぱりいいなぁと思いますね。

食事を共にできるっていうのは、すごくいいと思います。

―――第三者と関わる環境で、成長を得られるということでしょうか。

環境という意味では、最低限の規律を守りながら生活していくことも大事ですよね。

親元から離れて、
たとえば自力でアルバイトをして稼ぐようになってくると、
一歩間違えちゃうと堕落すると思うんです。

親に怒られる、彼氏彼女を連れてきたら怒られちゃうみたいな状態が一気になくなると、刺激が強すぎて、あらぬ方向に行く子も結構多いと思うんですよ(笑)。

1~2年はある程度 規律のある環境を経てから自立を目指すのが僕は一番いいかなと。

やっぱり物事が急に変わりすぎるっていうのは良くない。

初めてひとりの生活になって、
自由すぎてあらぬ方向にいくより、
ちょっとした規律のある環境が必要かな。

そういう点でもドーミーという環境はとても良いと思います。

―――中川社長のドーミー体験を踏まえて、親御さんへ伝えたいドーミーの魅力は何でしょうか?

そうですね…
この先、社会に出る準備としてコミュニケーション能力を高めていかなきゃいけない中で、生活リズムを守りながら人と交流することができるようになる習慣が、ドーミーでは自然と身につくと思います。

また、留学生も含めて様々な学生がいるドーミーですから、
自分の個性とか興味に合う出会いがきっとあります。

社会人の先輩と出会える機会もあるでしょう。

そのチャンスを生かして、
自分からどんどん接していこうとする意識が重要。

それと気づかせてくれる環境があるんです。

もしマンションに住ませて、
完全に自由にさせて野放しにしていたら、
本人たちはずっと気づかずに終わってしまうかもしれない。

18歳まで大事に育てた子どもだからこそ、
将来の役に立つ出会いやチャンスをつかみやすい環境を
親は選んであげるべきだと思います。

是非、学校の近くのドーミーを調べてみてください。

―――就職直後、学生時代とのギャップを強烈に感じて、心が折れてしまう若者も多いと聞きます。
大学に入った時からの意識や準備を進めていくには、どんな環境が必要でしょうか?

「就活はゴールではない」と気づかせる環境が必要だと思います。

かつての僕もそうでしたが、学生の間って、
社会に出て何やろうとか、なかなか考えられないですし、
なんなら仲間と一緒にいて楽しいから、
それがこのまま続くかな、とか思っちゃったりもするものです。

まずは、自分が何をやりたいのか、
何ができるのかということがわかって、
そこに気づきを与えられる環境というのを、
学校、大人、社会が作っていく必要があると思います。

学生ってすごく素直なんで、
学生たちが自然と気づけるような環境があれば、
もっと良くなるんじゃないかとは思いますね。

―――中川社長も、社会人1年目の時にはギャップを感じられましたか?

ギャップというか、もっと勉強しとけば良かった!と思いましたね。

実際に社会に出ると、
知らなかった、ということが本当に多かったんです。

ちゃんと知識を身につけていた同期は、先輩の話もすぐわかる。

僕はわからなかったんで、帰宅後あらためて勉強したりとか。

そこに差を感じましたね。

ただ、その反面、大学時代は仲間と一緒に、
とにかくやりがいあることを絶対成し遂げるんだ、
みたいなことに邁進していましたね。

彼らととにかく一緒にいました。

授業は二の次、みたいな感じでしたが。笑

当時の仲間たちは、皆それぞれに社会で活躍していますね。

自分で起業した人間もいますし、
日本のトップ企業に就職した先輩もいます。

彼らの存在は励みになりますし、
負けてらんねぇな、と思います。

逆に僕が頑張っていればみんなも頑張るみたいな。

僕が独立して会社を立ち上げたときも、
「なんか応援できることがあったらやるよ!」って、
理由を言わなくてもみんなが集まってくれました。

それは学生のころから、僕のことを見ててくれて、
中川だったら信頼できるからとか、
応援したいなと思ってくれてたんだなっていうことに
その時気付いたんです。

本当にそれは感謝でしかないですね。

切磋琢磨ができる仲間が作れたというのは
すごくかけがえのないもので、一生の財産になります。

大学で僕はそれを得ました。

これから社会がますますグローバルになっていく中で、
日本中、あるいは海外から色んな人が集まる異文化コミュニケーションの環境に身を置きながら、色んな人達と関係性を作っていくこと。

これは大学時代にしかできないことだと思いますので、
そういった環境に足を踏み入れていくことが大事じゃないかなと思います。