就活のプロに聞く!人生を楽しむヒント。第2話

いまや人生100年時代といわれます。
学生時代は、この先長い人生を楽しむための、最後の準備期間です。

進学は、「何のために進学するのか」が重要です。
「友達が進学するから」、「ただ楽しそうだから」など、あいまいな理由で進学し、その気持ちのままで学生生活を過ごしてしまうと、得られる成果はあまり期待できないかもしれません。

この先長い人生を楽しむために、在学中に何を身につけていると有利になるのか?

「今後の将来を担う可能性ある多くの若者(Rooky)がやりがいを持てる仕事(works)を見つけ、やりがいを持って取り組む事ができる社会を実現したい」と語る、就職支援のプロ、ルーキーワークス(株)社長の中川高一氏にお話を伺いました。

【中川高一(なかがわ たかひと)氏 プロフィール】
1981年、東京都生まれ。求人情報サービス企業を経て、2013年、現在のルーキーワークス(株)を設立。アルバイト就業やインターンシップ支援など、学生に特化した就職活動支援事業を展開している。

【目 次 】

第1話
就活は入学時から始まっている!? 就活のプロが分析する「今の学生に足りないこと」とは?

第2話
就活の成功と失敗。その未来にあるものとは?

第3話
就活サポート会社の社長が住んで分かったドーミーの魅力とは?


第2話
就活の成功と失敗。その未来にあるものとは?

ーーー就職に向けた意識や準備というのは、いつぐらいから始めるべきだと思われますか?

僕は「入学式のその日から」だと思っています。

高校までは、親や学校のもとで、
ある程度決められたことをやる。

大学は、自分で自分の過ごし方を決めながら、
社会へ出る準備をする。

社会に出るまでの試用期間みたいなものです。

入学式は、その試用期間の初日なんです。

その日から、社会に出るためにどうするの?という意識を持つこと、インターンや就活を身近なものとして考えられることが大事かなと思っています。

―――早くから意識して取り組むことが、就活成功の鍵となる、ということでしょうか?

就活の成功か失敗かは、先にある未来が決めることだと思います。

その時に成功か失敗か判断しているようなら、
それはもう、失敗です。

この会社に入れなかったから失敗、入れたから成功、
という思考からはそれ以上何も生まれません。

インターンにしろ就活にしろ、自分がどれだけ、
あるいは限界までやれたかが大事だと思うんですよ。

たとえば、どの企業のインターンに行くかよりも、
インターンで何を学びたいか、
というスイッチが入った上で参加すること。

そういうことができれば、成功・失敗関係なく、
いろんなことにチャレンジできる人になれる。

世の中の企業はきっとそういう人を求めているし、
そういう人がチャンスを掴んでいく。

短絡的に成功・失敗と考えない、
それがうまくいく人の特徴だと思います。

―――就職直後、学生時代とのギャップを強烈に感じて、心が折れてしまう若者も多いと聞きます。
大学に入った時からの意識や準備を進めていくには、どんな環境が必要でしょうか?

「就活はゴールではない」と気づかせる環境が必要だと思います。

かつての僕もそうでしたが、学生の間って、
社会に出て何やろうとか、なかなか考えられないですし、
なんなら仲間と一緒にいて楽しいから、
それがこのまま続くかな、とか思っちゃったりもするものです。

まずは、自分が何をやりたいのか、
何ができるのかということがわかって、
そこに気づきを与えられる環境というのを、
学校、大人、社会が作っていく必要があると思います。

学生ってすごく素直なんで、
学生たちが自然と気づけるような環境があれば、
もっと良くなるんじゃないかとは思いますね。

―――中川社長も、社会人1年目の時にはギャップを感じられましたか?

ギャップというか、もっと勉強しとけば良かった!と思いましたね。

実際に社会に出ると、
知らなかった、ということが本当に多かったんです。

ちゃんと知識を身につけていた同期は、先輩の話もすぐわかる。

僕はわからなかったんで、帰宅後あらためて勉強したりとか。

そこに差を感じましたね。

ただ、その反面、大学時代は仲間と一緒に、
とにかくやりがいあることを絶対成し遂げるんだ、
みたいなことに邁進していましたね。

彼らととにかく一緒にいました。

授業は二の次、みたいな感じでしたが。笑

当時の仲間たちは、皆それぞれに社会で活躍していますね。

自分で起業した人間もいますし、
日本のトップ企業に就職した先輩もいます。

彼らの存在は励みになりますし、
負けてらんねぇな、と思います。

逆に僕が頑張っていればみんなも頑張るみたいな。

僕が独立して会社を立ち上げたときも、
「なんか応援できることがあったらやるよ!」って、
理由を言わなくてもみんなが集まってくれました。

それは学生のころから、僕のことを見ててくれて、
中川だったら信頼できるからとか、
応援したいなと思ってくれてたんだなっていうことに
その時気付いたんです。

本当にそれは感謝でしかないですね。

切磋琢磨ができる仲間が作れたというのは
すごくかけがえのないもので、一生の財産になります。

大学で僕はそれを得ました。

これから社会がますますグローバルになっていく中で、
日本中、あるいは海外から色んな人が集まる異文化コミュニケーションの環境に身を置きながら、色んな人達と関係性を作っていくこと。

これは大学時代にしかできないことだと思いますので、
そういった環境に足を踏み入れていくことが大事じゃないかなと思います。

第3話を読む(3/3)